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2009年6月6日 16時26分 103番を買い損ねた
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ちと体調悪かったんでぎりぎりまで悩んでたが日本橋へおでかけ〜。下記の無料巡回バスにコレド日本橋横の西川の羽毛布団から乗り込んでから気がついたのだが、三越に行くには歩いた方が早かった! 右に、まさに日本橋を渡ってすぐが三越なのに巡回バスは反対方面へ向かって突き進む! ま、まぁ、ぐる〜っと回って三越にも行くからいいんだけれど。
で屋上にとうちゃ〜く。わ、講演は屋外なのか!もう椅子を占拠しているおば様方が!ってことで、私も傘を置いて占拠完了。そういえばこの場所って前は予約苗置場だったところ。予約苗置場は新たに増設された箇所に落ち着いたのね。緑いんこもすぐに来て合流〜。でも緑いんこは二次会の打ち合わせで移動しなくちゃいけなくて本当に短い逢瀬。椅子が並んでいる横の花壇がポタジェになっているのを見て、そこに植わっていた女神はやはりなくなったのか..と哀しく思いながら慌ただしく物の受け渡しを済ませていたら、なんか見たことある人が来たわよ?ん? って、バラの家のキムタクてんちょvv (説明しよう! てんちょはもちろん木村拓哉ではないのだが、略すとキムタクになるのだww 本人がそう名乗ってるのだw) そこで緑いんこがここぞとばかりに泣き付く! 冬の大苗福袋のアルフレッド・シスレーが冬を越せなかったから..(T-T) メールでご連絡下さい、とてんちょは仰っしゃって下さいました。私は紅チャイナが疲れた〜と一番花後、休んじゃってるんですが、と聞いてみたらやはりその傾向があるとのこと。ちょっと安心。ユージンは紅チャイナの中では丈夫ということ。楽しみv
1時半が近付いたので緑いんこと別れて席へ〜。前から三列目。思ったより人は少なかった。アルノー氏の来日なんだからもっと人が来るかと思ったのに〜。テーブルに飾ってある、デルバールのものらしき花が綺麗v でもあんな色の品種なんてあったかしら? アルノー氏登場〜。通訳ははなはなショップの方。フランス人だからRの発音が英語と違ってて時々、あ、と思ったけれど、ほぼ聞き取れた丁寧な英語だったなり。デルバールは創業70年くらい。元は果樹だったんですって。で、薔薇と果樹をやってます。フランス国内に何(忘れた)店舗展開してる園芸店も運営してま〜すという挨拶から開始。
・香りを表現する良い方法はないかと Ne に相談して香水のようにトップノートからラストノートまでピラミッドで表現する今の方法に辿り着いた。
・2万5千組の交配をして200万粒の種を蒔く。11〜12月に種を蒔き(私遅かったんだ..)4月には最初の花が咲く。とてもわくわくするが淘汰作業を行う大変重要な時期でもある。
・ペインターシリーズは作出された時、アルノー氏とお父様は凄く気に入ったんだけれど、こんなの市場ウケしないだろうと役員会で一蹴。民主主義のフランスだから多数決で却下された。が、気に入っていた2人は捨てないでねぇぇと株を保持。その後お父様がオルセー美術館に印象派絵画展を見に行ってビビっとインスピレーションを受けた。そこで館長(?だったかな?)宛にこんな薔薇が出来て、絵画の色彩に大変インスピレーションを受けたのですがどう思われますか?と写真を添えて手紙を出した。館長はちゃんと食べずに読んで返事をくれた。何番の写真はゴーギャンを、何番はセザンヌを彷彿とさせますという感じに感想をくれたそうな。で、ペインターシリーズの誕生と相成った、と。
・ローズ・ドゥ・モリナールとエモーションブルーは兄弟。モリナールの方はとても香りが良くてグラースにある老舗の香水会社へのオマージュとしてその名を冠している。エモーションブルーの方は去年紳士と漫才師と貴公子がデルバールに行った時に全員が印象的な青だ、と絶賛したのでこういう名になった。
そして、テーブルの上にある花の紹介。まだ名前も付いていない新品種だとか!! 去年お三方がデルバールの圃場まで行って選んできた薔薇たち。この夏までには名前が決定するそう。その時に撮った写真と実物を紹介しながら性質やらの紹介。そして実物を前から順繰りに見せてもらいました。素敵〜 特にピンクの濃い薔薇が貴公子のオススメなんだとか。香りがフルーティーなオールドローズ香。それに四季咲き性が強くてスプレー咲き!! なんて素敵。名前がまだないので番号だけ。103番。もっと気になったのは基本クリームにピンクが薄くはいるうすーい絞りのフリンジ花弁の薔薇。でも聞いたらツル性で、なんとなく四季咲き性が弱い気がする、とのこと。。。花はすっごい好みなんだが!!!
その後アルノー氏のサイン会。高いのでずっと悩んでいたデルバールの水彩画の本。買っちゃいました。。がーん。んでサインを入れてもらいました〜♪ 入れてもらうために並んでいる間に、なにやら紳士から黄色い紙を受け取っている方々が...。そ、それは..?
「あ、予約申込書です」
もらいましたとも。ええ。でも名前がまだないのになんと書けば?
「あ、番号を書いておいてください(笑)」
というわけで、悩んだ末に、貴公子お気に入りの103番を書き書き...。紳士のポケットに紙が吸い込まれてゆきました。
見本苗を見て唸っている女性が1人。
「キスしてくれたら考えようっかな〜♪」なんてお茶目なことを仰っている紳士。なんですか〜?(^^ とお邪魔してみたら「見本苗を売っても良い」。な、なんですとーー!? この103番なんて凄い良い苗じゃないですかー!!
「うーん。3000円ってとこかな」(103番タグの後ろに金額を紳士が書き書き)「こそっとレジへね〜(笑)」
買いますっ!! と持っていこうとしたらアルノー氏から「名前がまだないのを売っちゃダメ!」とストップが...。というわけで、103番は秋? 冬? までお預けとなりました。。名前、どんなのになるのかしらー。ほんとに良い苗だった... あの水準のが来るといいな。
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