|
2006年4月7日 11時49分 ひすとりぃおう゛う゛ぁいおれんす
|
もうすぐ終わるからネタバレ隠してません。
いやもーー...観た方なら解って下さると思います。あのもどかしさというか、真っ暗になった瞬間の、あの叫びだしたい衝動! そこで一言、「お帰り」とどうして言ってやらないんだーーー!!と。
でも冷静になってからまた考えてみると、そここそが監督の表現したいところなんだろうなぁと思えてきました。夫に裏切られたという強い衝撃。今まで自分と築いてきた歴史。それらを天秤にかけて、夫を受け入れられるか否か。「あなたならどうしますか?」と。
私は押さえ難い葛藤を抱えながらも、彼女は夫との生活を再開したと考えています。それが「許し」に繋がるのかどうかは彼女がどう考えていくかで変わりますが。子供たちが母親の様子を伺いながらも受け入れていたのが、救いだなぁ、と。だからこそ、彼女も夫を受け入れると思うのです、が。
下の子がまだ幼かったのが救いですね。母親と兄の態度に、何かよく解らないけれど素直に父親を歓迎できないムードがあることはわかる。わかるけれど、でもあの子にとっては帰ってきてくれて嬉しいでしょうから。だからお皿を出す、というあの行動が出来た。それを見て兄に方も、わだかまりはありすぎるほどあるだろうけれど、やっぱり彼は父親なんだと。うやむやに出来ないものはあるけれど、自分たちを愛してくれている父親なんだと。そうやはり確信出来るからパンをそっと押しやったんでしょうね。
とまぁ、色々最後のシーンに関しては悶々と考えてしまいましたが、私としては観てよかった、と思える映画でした。ViggoがViggoだったし♪ あ、音楽は本当に LotR を想起させるものでしたね。ああいう内容だったらもちょっとパンクっぽい音楽が入ってもよかったんじゃないか、という気もしないではないですが、綺麗な音でした(^^
|
コメント(0) /映画・音楽|
|
コメント いくつかの不快な言葉をNGワードとして設定しています。ご了承下さい。
|
|
コメント一覧
|
|
トラックバック一覧
|
|
|
|
|