一心不乱にその男は指先に乗る小さな青い石を覗き込む。
石に潜むは青。
透かさば光が内に潜む微かなひび割れに反射し白が産まれる。
男は角度を変え目線を変え何度も覗き込む。
男が見るのは青でも光でもたまさか踊る白でもない。
そこにはあるはずのない色。
見いださんと男は再度試み、歓喜の声をあげた。
が、次に石の向こうに整然と並ぶ書物の背を見
その色の正体を悟り項垂れた。
そしてまた覗き込む。
そこにあるはずのない色を見いださんが為に。
なんかやっとで風邪の影響が抜けてきたという感じです。早く治ってくれないと原稿が!!
こんな記事になんですが、お返事ありますv
19日21時「トリさんのお仲間写真」様
おおおお。こんな記事が! しかも兄弟の腰が引けているのが可愛い!(笑) 有り難うございます〜v
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