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2007年11月25日 20時32分 シャガールとかマリー・ローランサンとか
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展覧会の無料券をいただいたのでいんこ二羽で絵画鑑賞へ。青山ユニマット美術館というところは初めて行きました。「シャガールとエコール・ド・パリ」展です。ワンフロアはそんなに広くない4階建ての美術館で、4階に上がってから下へ降りつつ見ていきます。実はシャガールはそんなに好きじゃない、というか興味の対象になったことがない。嫌いなわけじゃないんですけれどね。そんな程度の興味しかないんですがなんか展覧会を見たい気分なの〜と見に行ったんですが、やっぱり生絵は違いますね。筆のタッチなんかも全部見えるし、画布がそのまま出ているところなんかもわかるし。
シャガール自体は4階のワンフロアだけで、階下はその時代のパリで名の知れた画家達の絵。ユトリロとかモネとかピカソとか藤田嗣治とかとか。藤田嗣治もそんな名の画家がいた程度の認識だったんですけれど、この人の白の表現が綺麗だった! 白の表現で定評のある人だそうで..すみません。知りませんでしたm(__;m でもとにかく綺麗だったの〜背景が白一色でものっぺりしてなくて繊細で..すごいなぁ。白一色といっても全体的に何色かと聞かれたら「白」としか言いようのない白で、実際は微妙な色合いで重ねられた白。猫と女性像が有名だそうですが、私は薔薇の絵に一目惚れ。白の背景で、素敵な柄の描かれたテーブルクロスの上に赤い薔薇と白い薔薇が活けられている絵。見た瞬間「久蔵君だ〜!」と思っちゃいました。タイトル「薔薇」ですが、私の中では「久蔵君」で確定です。←勝手に人の絵のタイトルを変えるべからず。余白がかなり活かされていてわさっと薔薇が活けてあるわけじゃない。確か赤いのも白いのも2.3本ずつ。白い背景に白い薔薇でもちゃんと白い薔薇が見える。すごいなぁと思いましたよ。また活けてある薔薇がどう見ても完璧チャイナで、その繊細さが麗しかった〜。
喧嘩してる猫の絵も可愛かったし、「少女」という絵もなんだか惹かれるものがありました。マリー・ローランサンは昔から大好き。もうあの色彩が! まんべんなくいろんな画家の絵を見られて面白かった〜♪ ちょうど新刊で出たばかりの茅田砂胡の話が画家の話でもあったので、余計興味をかき立てられたのかも。
久しぶりにチェルシーガーデンを見に行ってみようと三越屋上に上ってみたら、ずらーっと並べられたイングリッシュローズの苗があまりに壮観で...。誘惑を振り払って脱出成功したときには、私は勝った...と思いましたよ。ぜぇはぁ。でも蕾付きグラミス・キャッスルがぁぁぁ!!!!
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